最終更新日 2024年6月17日
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温故知新!西区てくてくスケッチ:第三十四回 横浜能楽堂
2013年6月から、広報よこはま西区版で掲載されたスケッチと文章です。内容は現在とは異なる場合があります。ご了承ください。
桜木町駅近くの紅葉坂を上って、県立音楽堂脇を右に曲がると掃部山(かもんやま)公園があり、その一角に横浜能楽堂がある。
東京根岸の旧加賀藩(石川県)藩主前田斉泰(なりやす)邸にあった本格的な能舞台が、1996(平成8)年にこの地に移された。
能・狂言の公演や行事が無い時に堂内が見学できる。2階の展示廊には大鼓(おおつづみ)や笛などの楽器、豪華な能装束、能面、謡曲本などが展示されている。
2階の見所(けんしょ)から能舞台を見ることができる。日本伝統芸能の歴史が感じられる立派な舞台だ。私は中学生の時に学校の講堂で、狂言を初めて見た記憶がある。今は本格的な舞台で、能や狂言を見ることができるのだ。
許可をもらって能舞台をスケッチしていると、奥の研修室から謡(うたい)の声や鼓(つづみ)の音が聞こえてきた。ぜひ、この舞台で能や狂言を見たいと思った。
題字・絵・文:鈴木太郎(西区文化協会)
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