最終更新日 2024年6月17日
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温故知新!西区てくてくスケッチ:第二十回 二代目横浜駅遺構
2013年6月から、広報よこはま西区版で掲載されたスケッチと文章です。内容は現在とは異なる場合があります。ご了承ください。
高島町交差点のJR京浜東北線高架脇に赤レンガ色のマンションが建っているが、ここには昔、二代目の横浜駅が建っていた。
初代横浜駅は今の桜木町駅の位置だったが、大正4(1915)年に2階建てで塔のある赤レンガ造りの駅舎がここに建った。
当時の写真を見ると、駅前には自動車が並び、風格がある駅だった事が分かる。しかし、大正12(1923)年の関東大震災で外壁を残して焼失し、残念ながら…8年の短命だった。
今、そこには掘り出された駅舎の手荷物受付所などの基礎部分のレンガが公開されている。そして、横浜共同電燈会社裏高島発電所の海水引入口の遺構も。
道路から遺構は見えにくいが、ぜひ探して見てほしい。ここは、短い期間だったが横浜の表玄関だったのだ。
題字・絵・文:鈴木太郎(西区文化協会)
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