最終更新日 2025年4月2日
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感染性胃腸炎(ノロウイルスなど)
感染性胃腸炎とは?
下痢やおう吐などの胃腸炎症状を引き起こす感染症の総称です。
原因となる病原体の多くはノロウイルスで、その他にもサポウイルス、ロタウイルス(白色便が特徴)などがあります。
感染対策はどのウイルスでも共通です。
下痢やおう吐が続き、脱水になることがあるため、水分と栄養の補給を十分に行いましょう。
ノロウイルスについて
主な症状(以下、ノロウイルスの場合)
- 吐き気、おう吐
- 下痢
- 腹痛
- 発熱
ノロウイルスに感染しても症状がないことがあります(不顕性感染)。
症状が出るまでの期間
感染して24時間から48時間で、下痢やおう吐、発熱などの症状が現れます。
感染経路
- 便やおう吐物に直接ふれて手や指にウイルスが付着し、その手で口を触るなどで感染します。また、感染者が排便後に十分手を洗わずに触れたトイレのドアノブなどを介して感染することもありあます(接触感染)。
- ウイルスが含まれたくしゃみや咳などに含まれるしぶきを吸い込むことで感染します(飛まつ感染)。
- ウイルスに汚染された床などの環境から舞い上がったほこりを吸い込むことで感染します(粉じん感染)。
- 調理者や食品を取り扱う者が感染しており、その人の手からウイルスが付着し、それを食べることで感染します(経口感染)。
- 汚染された二枚貝を、生または加熱不十分な状態で食べることで感染します(経口感染)。
感染対策のポイント
かからないための感染対策
こまめな手洗い
- 帰宅時、調理前・調理中、食事の前、トイレの後などは、石けんでよく手を洗いましょう。
- 手洗いをした後は、十分に水で洗い流し、清潔なタオルやペーパータオルでよく手指を拭きましょう。
- 症状が治まった後も、1週間から1か月程度、便と一緒にウイルスが排出されます。トイレの後やおむつ交換後などは手洗いを徹底しましょう。
詳しくは、手洗いの方法(PDF:316KB)をご覧ください。
食事で注意すること
ノロウイルスの感染力は、85度1分以上の加熱により失われます。食品は、中心温度85度から90度で、90秒以上加熱して食べましょう。
うつさないための感染対策
こまめな手洗い
- トイレの後、調理や食事の前などは、流水と石けんによる手洗いを行いましょう。
- 手洗いをした後は、十分に水で洗い流し、清潔なタオルやペーパータオルでよく手指を拭きましょう。
- 症状が治まった後も、1週間から1か月程度、便と一緒にウイルスが排出されます。トイレの後やおむつ交換後などは手洗いを徹底しましょう。
詳しくは、手洗いの方法(PDF:316KB)をご覧ください。
生活の注意点
- 自分や家族に症状のある人がいる場合は、感染が他の人に広がる(二次感染)恐れがあるため、十分に注意をしましょう。
- 感染している人と食器やタオルなどの共用は避けましょう。
- 感染している人の入浴は、家族内で最後にするかシャワーのみにしましょう。
- 風呂の水は毎日換え、浴槽や洗い場の床、洗面器、椅子なども清潔にしておきましょう。
調理時のポイント
- 調理する人や食事介助する人が感染すると、食べ物にノロウイルスが付着し、それを食べた人も感染する可能性があるため、食事に関係する人は、日ごろから健康管理を行いましょう。
- 下痢などの体調不良がある人は、調理への従事を控えましょう。
- 食品は、中心温度85度から90度で、90秒以上加熱するようにしましょう。
おう吐などの処理のポイント
- ふん便やおう吐物中に大量のウイルスが存在していますので、おう吐物などには素手で触れず、使い捨て手袋・マスクを使用しましょう。
- 衣服もおう吐物などで汚さないよう注意しましょう。使い捨てエプロンがあれば使用しましょう。
- 処理中・処理後には十分な換気を行うようにしましょう。
- おう吐物や拭き取りに使った紙などは、消毒薬と一緒にビニール袋に入れましょう。ビニール袋の口をしっかりと密閉し、すぐに処分しましょう。
- 全ての処理が完了したら、必ず石けんで手を洗いましょう。
詳しくは、おう吐物の処理、消毒方法/塩素系消毒薬(希釈薬)の作り方(PDF:508KB)をご覧ください。
消毒のポイント
原因となるウイルスには、アルコールが効きにくいため、塩素系消毒薬(次亜塩素酸ナトリウムが成分に入っているもの)を使用しましょう。
詳しくは、塩素系消毒薬(希釈液)の作り方(PDF:273KB)をご覧ください。
施設での感染拡大防止
手指衛生(石けんによる手洗いや手指消毒)
- 勤務前や、食事をとる前などには、石けんと流水で十分に手を洗う。手洗いの前には指輪や時計を外し、洗い残しがないようにする。
- 石けんは十分に泡立てて手指を洗浄し、爪の間も洗浄する。爪の隙間にウイルスが入り込むのを防ぐためにも、爪は短く切る。
- 流水で泡を流した後は、清潔なタオル又は使い捨てのペーパータオルでよく手指を拭く。タオルの共用は避ける。
詳しくは、手洗いの方法(PDF:316KB)をご覧ください。
おむつ交換時のポイント
- 流行時は使い捨てエプロンと手袋を着用し、1人の処置毎に交換する。
- シートやおむつ交換台、イスなどは使い捨てや消毒しやすい素材のものを使う。
- おむつなどを廃棄する際は、周囲への汚染を防ぐために、できる限り小さくまとめて捨てる。
詳しくは、こんな感染対策は見直しが必要!(PDF:402KB)をご覧ください。
おう吐物処理時のポイント
- 消毒薬は次亜塩素酸ナトリウム0.1%を用いる。
- おう吐処理時は、使い捨てマスク、手袋、エプロン、シューカバーを着用する。
- 処理中・処理後には十分な換気を行う。
- 消毒薬を浸したペーパータオルなどで3m程度の範囲を消毒する。
詳しくは、おう吐物の処理、消毒方法/塩素系消毒薬(希釈薬)の作り方(PDF:508KB)をご覧ください。
- 施設の調理場などに、おう吐物などが付着した食器類を下膳する場合、食後すぐに0.05%の次亜塩素酸ナトリウムに十分浸し、消毒する。感染症が流行している間は、使い捨て容器の使用も検討する。
- まな板や包丁、食器、ふきん等は、熱湯(85度以上)で1分の加熱消毒が有効。
実践で学ぶおう吐物処理(動画)(外部サイト)も参考にしてください。
環境消毒
人がよく触れる場所(ドアノブ、手すり、蛇口など)を0.02%の次亜塩素酸ナトリウムで消毒する。
次亜塩素酸ナトリウムの希釈方法や使用上の注意点などは、塩素系消毒薬(希釈液)の作り方(PDF:273KB)を参照する。
参考
感染症に関するお問合せ先・相談先
【平日8時45分から17時00分の間】
お住まいの各区福祉保健センター福祉保健課健康づくり係にご連絡ください。
感染症に関する開庁時間外の緊急連絡先
- 短時間(2から3時間)のうちに有症者が急増している場合
- 多数(10人以上)の有症者発生がある場合
- 感染症法に基づく患者等の届出に伴うご連絡【医療機関の方】
などの場合は感染症・食中毒緊急通報ダイヤルへご連絡ください。
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このページへのお問合せ
医療局健康安全部健康安全課
電話:045-671-2463
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ファクス:045-664-7296
ページID:299-653-062